酢の物は、美肌、食欲増進、疲労回復、便秘改善、老化防止の働きがあるとされています。春の上昇のエネルギーの酸味を摂ることで、体はほどよく緩んで女性性もアップします。陽性にしたい時には、根菜を使うとよいでしょう。冷蔵庫で約2週間保存できます。

この料理は、
肝臓・胆のうを
養うお料理です。
材料(2人分)
- セロリ 1カップ
- きゅうり 1/3本
- 赤パプリカ 1/4個
- 黄パプリカ 1/4個
ピクルス液①
酸味が苦手な方でもおいしくいただける刺激の少ないレシピ:
- りんごジュース 1/2カップ
- 酢 30cc ~
- ローリエ 1枚
- 塩 ひとつまみ
ピクルス液②
酸味がしっかり感じられる一般的なピクルスに近いレシピ:
- 酢 1/2カップ
- 甜菜糖 30g
- 赤唐辛子 1本
- ローリエ 1枚
- クローブ 1個
- 塩 小さじ1
作り方
1. きゅうりを縦に4等分に切り、ボウルに入れて、塩ひとつまみをふりかけ、きゅうり全体になじませるようにマッサージしておきます。
2. お鍋にお湯を沸かしておきます。
3. セロリは葉と茎を分けておき、茎の根元の方から5mmくらいの厚さに斜めにスライスしておきます。
4. パプリカは半分に切り、ヘタと中の種を取って幅1cmに縦に切っておきます。
5. 沸騰したお湯の中にパプリカを入れて1分ほど茹でます。パプリカを取り出し、盆ざるに上げてうちわで扇いで冷ましておきます。うちわで扇ぐのは、これ以上野菜に火を入れないようにするためと、変色をしないよう色留めをするためです。
6. 次にセロリを入れて1分ほど茹で、セロリを取り出し、盆ざるに上げて、うちわで扇いで冷ましておきます。

7. ピクルス液を作ります
【ピクルス液①の場合】
全ての材料をボウルに入れて混ぜ合わせます。
【ピクルス液②の場合】
赤唐辛子は種を取り、酢、甜菜糖、塩、ローリエ、クローブを鍋に入れ、甜菜糖と塩が溶けるまで中火にかけます。沸騰したら火を止め、冷ましておきます。

8. 7のピクルス液と茹でた野菜が完全に冷めたら、きゅうりとパプリカとセロリをピクルス液に入れます。冷蔵庫に入れて、2~3時間ぐらいたてば 食べられます。

レシピアドバイス
- ピクルス液が残ったら一度使っただけで捨ててしまうのはもったいないですね。もう一度使うことができますが、そのままでは味が薄まり、雑菌が増えてカビやすいので、必ず一度鍋で煮沸させてから再利用してください。
レシピ監修

マクロビ料理師範
マダム・カーコ