陽性な大根の根の部分には、消化をサポートしてくれるジアスターゼが多く含まれているほか、グリコシダーゼなどの腸の働きを整えてくれる酵素が含まれています。
また、大根は体内の脂肪を溶かしてくれる働きがあるので、胃腸にやさしくヘルシーなメニューになります。

この料理は、
脾臓・胃・膵臓を
養うお料理です。
材料(2人分)
- 春巻きの皮 4枚
- 大根 5cm
- 全海苔 1枚
- 小麦粉 大さじ1
- 揚げ油 適宜
作り方
1. 大根は1mmの幅の千切りにします。海苔は1/4の大きさに切ります。

2. 小麦粉は同量の水で溶いておきます。
3. 春巻きの皮で海苔と大根を包みます。春巻きの皮は、使う前に冷蔵庫から出し、常温に戻します。しなやかになったら3~4枚ずつはがし、その後に1枚ずつはがしていきます。そうすると、きれいにはがれます。皮には裏表があります。
なめらかな面が外側にくるように、皮の裏表を確認し、まな板の上に角が自分の方向に来るようにおきます。
春巻きの皮の真ん中より少し手前に海苔を敷いて、大根の千切りを海苔の上に乗せます。皮を手前から巻いていきます。
手前の角を、材料を包み込むように折ります。
右の角を中央に向けて折ります。具の入っているところを、ひと巻きします。
左の角を中央に向けて折って巻いていき、巻き終わりを水溶き小麦粉でとめます。

4. 3を油で揚げます。中の野菜がやわらかくなるように、低温の油でゆっくり火を通します。片面がきつね色になったらひっくり返して、もう片面もきつね色になるまで揚げます。火が通ったら油を切って、キッチンペーパーの上に上げます。

5. 斜め半分に切って、断面がきれいに見えるように盛り付けてできあがりです。

レシピ監修

マクロビ料理師範
マダム・カーコ