古代の海水は私たちの体液そのものと言われています。
そのため、海の中で水を浄化する働きをしている海藻を食べると、血液がきれいになります。
また、発酵食品の味噌は腸を元気にしてくれ、免疫力を高めてくれますので、1 日1 杯の味噌汁を習慣にしましょう。

この料理は、肝臓・胆のうを
養うお料理です。
材料(2人分)
- 絹ごし豆腐 1/2 丁(150g)
- お出汁( お好みのもの) 2カップ
- 味噌 小さじ1 と1/2
- 青ネギ 5cm
- 乾燥わかめ 小さじ2
作り方
1. お出汁は体調や季節に合わせて、引いておきます。(陽性な順に、昆布出汁、昆布 椎茸出汁、椎茸出汁、わかめ出汁となります。)
2. ガラスのボウルにわかめを入れ、たっぷりの水でわかめを戻します。ガラスのボウルを使うと、透明で外が見えるのでわかめがどこまでも広がろうとして、よりふっくら大きく戻ります。

3. 青ネギは1~2mm幅の小口切りにします。
4. 1のお出汁をお鍋に入れて、弱火にかけます。

5. 豆腐は手のひらの上で、厚みを半分に切り、さらに1.5cm角くらいの大きさに切り、そのままお鍋の中に入れて、弱火にかけます。

6. 煮立ったら、ごく弱火にします。味噌を小さなすり鉢に入れ、お出汁をお玉に半分ぐらい加え、すりこ木でお出汁とお味噌をなじませます。


7. きれいになじんだら、5のお鍋に戻し、弱火で1 分ほど煮ます。

8. 器に盛って青ネギを散らして出来上がりです。

レシピアドバイス
- 味噌の種類を変えることで、バリエーションも広がります。
熟成期間が短い味噌ほど陰性で、熟成期間が長い味噌ほど陽性になります。陰性な順に、白味噌、麦味噌、米味噌、八丁味噌になります。
レシピ監修

マクロビ料理師範
マダム・カーコ