マクロビオティックの料理を学ぶ上で、まずマスターしておきたい基本の炊き方です。
圧力鍋を使うので、短い時間で玄米を炊くことができます。モチモチした食感が好きな方におすすめで、
土鍋よりも陽性に仕上がります。
マクロビオティックの料理を学ぶ上で、まずマスターしておきたい基本の炊き方です。
圧力鍋を使うので、短い時間で玄米を炊くことができます。モチモチした食感が好きな方におすすめで、土鍋よりも陽性に仕上がります。

この料理は、肺・大腸を
養うお料理です。

管理栄養士/店長
安井実奈子からのココがポイント!
- 玄米は、秋の収穫のエネルギーを持っています。また、圧力鍋を使った陽性の調理法で、臓器では肺を労わります。
- 玄米を火にかける時、最初は圧力鍋の蓋を開けておくことがポイントです!玄米に上昇のエネルギーが伝わり、玄米がふっくら炊き上がります。
- ふっくら炊き上がった玄米ご飯はアルファ化しているので、消化しやすいご飯です。
- 炊き方一つで玄米の甘味を引き出すことができます。
- ふっくら炊けた玄米ご飯を食べると、体内での消化吸収も穏やかに進むので、血糖コントロールも安定してきます。

管理栄養士/店長
安井実奈子からの
ココがポイント!
- 玄米は、秋の収穫のエネルギーを持っています。また、圧力鍋を使った陽性の調理法で、臓器では肺を労わります。
- 玄米を火にかける時、最初は圧力鍋の蓋を開けておくことがポイントです!玄米に上昇のエネルギーが伝わり、玄米がふっくら炊き上がります。
- ふっくら炊き上がった玄米ご飯はアルファ化しているので、消化しやすいご飯です。
- 炊き方一つで玄米の甘味を引き出すことができます。
- ふっくら炊けた玄米ご飯を食べると、体内での消化吸収も穏やかに進むので、血糖コントロールも安定してきます。
材料(4~5人分)
- 玄米 2合
- 水 2.4合(玄米の1.2倍)
※玄米の水分に応じて調整します。 - 塩 ほんの数粒
作り方
1. 玄米をバットに広げ、両手で玄米を優しく触りながらその状態を確認し、黒くなったものや、傷がついた玄米があれば取り除きます。(毎日触って、玄米と仲良くなりましょう。季節や天候の変化による、ちょっとした 玄米の水分量の変化に気付けるようになります。)

2. ボウルに1の玄米を入れ、たっぷりの水を注ぎます。(この水が一番大切!出会い水と呼び、玄米はとても乾燥していて、最初につけたの水を一番よく吸います。浄水器の水やミネラルウォーターなど、美味しい水を使うなら、ここで使うと玄米が美味しく炊けます。)

3. 玄米が舞い上がるように、底からすくい上げるようにして、右回りに回しながら玄米を優しく洗います。何度も水を替え、濁りがなくなるまで洗います。(一回ずつ丁寧に洗い、ザルを使って完全に水を切ると洗う回数が減ります。)

4. きれいに洗った玄米は、ザルにあげて水を切ります。

5. 4を圧力鍋に入れ、分量の水を注ぎます。弱火~中火くらいの火加減で、10 分程度で沸騰するように火加減を調整します。

6. 鍋の下の方からプク、プクと気泡が上がり始め、玄米がゆらゆらと動くような状態になったら、「ほんの数粒」の塩を入れます。塩は高い位置から、右回りに指をひねるようにして加えます。

7. 蓋をしっかり閉めて、強火にして圧力をかけます。圧力がかかったら弱火にして、25 分炊きます。(圧力のピンが下がっていないか、また、上がりすぎていな いか、時々、確認し、必要があれば火加減を調整し、圧力を25 分間キープします。)

8. 25 分経ったら、一度強火にしてから火を止め、濡れ布巾の上に鍋をおろします。もう一枚の濡れ布巾で蓋と鍋の側面を拭き、粗熱を取ります。(こうすると、余熱によってご飯が焦げることもなく、また、鍋にこびりつきにくくなります。)布巾で拭いて、粗熱をとります。圧が抜けるまで10 分ほど蒸らします。

9. 5 ~ 10 分蒸らし、圧力が下がったら、蓋を開けます。蓋に付いている水分でしゃもじを濡らし、ご飯に十字を切るようにしゃもじを入れ、天地返しをしま す。(蓋についている水分でしゃもじを濡らすと、しゃもじがご飯になじみやすくなります。天地返しは、十字に切った扇形のご飯の中心を外側に、下側を上にひっくり返すイメージです。炊き上がりが均等になり、同時にご飯が空気を含み、ふんわり仕上がります。)

レシピアドバイス
- 玄米は洗って、4時間から一晩浸水しておくと、よりふっくらと美味しく炊けます。
- 2合以上で炊く方が、おいしく炊くことができます。
- 玄米を右回りで洗うと、陰性のエネルギーを受けてよりふっくら仕上がります。
- 塩を高いところから右にひねって加えると、陰性のエネルギーを受けて、塩が自然と全体に広がりやすくなります。
- 何度も炊いているうちに、水加減と火加減は感覚でわかるようになってきます。火と水の力を借りて、おいしい玄米を炊けるようになりましょう。
レシピ監修

マクロビ料理師範
マダム・カーコ