古代の海水は私たちの体液そのものと言われています。
そのため、海の中で水を浄化する働きをしている海藻を食べると、血液がきれいになります。
また、発酵食品の味噌は腸を元気にしてくれ、免疫力を高めてくれますので、1 日1 杯の味噌汁を習慣にしましょう。

この料理は、肝臓・胆のうを
養うお料理です。
材料(2人分)
- レンコン(直径約5cmのもの) 5cm
- 人参 1/4
- かぼちゃ 1/8個
- 青菜 1株
- もやし 1/2袋
- 塩 ほんの数粒
作り方
1. 深鍋にたっぷりお湯を沸かしておきます。
2. レンコンを5mmの厚さにスライスします。直径が大きい場合は、半月形にして、食べやすい大きさにします。人参は、下の方から7mm幅に斜めにスライスします。かぼちゃは、ケーキを切るように、経絡に沿って放射線状に包丁を入れ、7mm幅のくし形にスライスします。大きすぎる場合は、食べやすい大きさにそろえておきます。



3. 2の野菜を蒸気が均等に当たるように、蒸し器に並べます。このとき、後から追加する小松菜ともやしの場所を空けておきます。
※蒸し器を2段で使用する際は、1段目に根菜類(レンコン・人参・かぼちゃ。2段目に青菜・もやしを入れます)

4. ほんの数粒のお塩を手の平にひろげ、優しく野菜をマッサージします。こうすると、野菜の甘味が引き出されます。

5. 蒸し器をお鍋に乗せてから蓋をして、6~10分程度、野菜を蒸します。このとき、蓋を少しずらして、蒸気が上へ抜けるようにすると、より春の上昇のエネルギーを持った蒸し野菜に仕上がります。

6. 小松菜は、根を切り、泥や砂をきれいに洗い流します。もやしは、ザルに空けてサッと洗っておきます。

7. 5の野菜が蒸しあがる約1~2分ほど前に、6の小松菜ともやしを空けておいたスペースに加えます。

8. 蓋をしてさらに蒸します。

9. 1~2分ほど経ったら蒸し器をおろし、野菜をお皿に並べるか、蒸し器の下にお皿を敷いて、そのまま食卓に並べます。まだ火が十分に通っていないものがあれば、追加で蒸します。

10. お好みのドレッシングやソースをかけて、いただきます。
レシピアドバイス
- 蒸し器が小さい場合は、陽性のお野菜から1 種類ずつ順番に蒸してください。
- 他の野菜でも美味しくできますが、火の通りやすさを考えて、切り方、大きさを工夫してください。
レシピ監修

マクロビ料理師範
マダム・カーコ