雪鍋は、動物性たんぱく質を分解し、陰性な春の上昇のエネルギーで肝臓と胆のうを活性化してくれるお手当食です。体の硬直(特に肝臓)、眉間のしわ、黄疸など、動物性たんぱく質の摂り過ぎが原因の症状に効果的です。
大根おろしと豆腐を合わせて火にかけることで、たんぱく質分解酵素が作られます。火を入れすぎず、陰性に仕上げることがポイントです。

この料理は、肝臓・胆のうを
養うお料理です。
材料(2人分)
- 大根 10cm
- 豆腐 1/4丁
- 塩 ほんの数粒
作り方
1. 大根の皮を厚めに剥いてからすりおろし、土鍋に入れて弱火にかけます。


2. 塩をほんのひとつまみ入れ、蓋をして4~5分弱火で煮ます。

3. 豆腐を1.5cm~2cmの角切りにして、2の大根おろしに埋めるように入れ、さらに4~5分弱火で煮ます。

4. 温かいうちにいただきます。
レシピアドバイス
- 豆腐全体が大根おろしに埋まるよう、小さめの土鍋を使うのがポイントです。
- マクロビオティックでは基本的に皮ごと調理しますが、雪鍋は大根の皮を剥いて作ります。陽性なミネラルが含まれる皮を剥くことで陰性になり、陽性な動物性たんぱく質を溶かす効果が高まります。
レシピ監修

マクロビ料理師範
マダム・カーコ