土用の安定のエネルギーを持つ食材であるキャベツ、玉ねぎ 、あらめを使ったほっとリラックスできる白和えです。あらめは、カルシウム、鉄、ヨウ素、β-カロテン、たんぱく質、食物繊維などが豊富で骨粗しょう症予防、精神安定、免疫力アップ効果があります。また、あらめは子宮のお掃除もしてくれるので 、ぜひ女性に食べていただきたい海藻です。

この料理は、
脾臓・胃・膵臓を
養うお料理です。
材料(2人分)
- キャベツ(3cmの角切り) 1/16個
- 玉ねぎ(薄く回し切り) 1/4個
- あらめ 1/2カップ
- 豆腐 1/2丁
- 麦味噌 小さじ1/2~
- 醤油 小さじ1
- 紅生姜 適宜
作り方
1. 豆腐を水切りします。豆腐をキッチンペーパーなどに包むか、巻きすなどの上におき、その上に、まな板や皿、バットなどの重石をのせ、水を切ります。
2. あらめはバットに広げてほぐして、ふわっとさせます。袋に入ってギューツと陽性になったあらめを陰性のエネルギーにするためです。
3. 玉ねぎは1mmの厚さの薄い回し切りにします。

4. 浅い鍋に、3の玉ねぎを入れて弱火で炒めます。お鍋にくっつきそうになったら少量の水を加えます。

5. 4の玉ねぎがしんなりとし 、甘い香りがしたら 、玉ねぎが浸かる程度まで水を加えます。
6. あらめを5の玉ねぎの上にふわっと乗せます。

7. 6の浅なべに蓋をして、弱火でゆっくりと煮ます。

8. 7のあらめがふっくらしたら、鍋肌から醤油を加え、鍋を傾けて全体に行き渡らせます。

9. 8のあらめの天地を返し、クツクツする火加減でゆっくりと、水分がなくなるまで煮ます。
途中で何度か天地返しをします。このとき、火が強いとあらめのえぐみが出るので気をつけましょう。

10. キャベツは3cm角ぐらいにザクザクと切り、サッと茹でておきます。


11. 大きめのすり鉢に、水切りした豆腐を両手でつぶしながら入れます。

12. 麦味噌を11の豆腐に加え、すりこぎでつぶしながら混ぜ合わせ、味を付けます。

13. 12のすり鉢に9のあらめと玉ねぎ、11のキャベツを加えて混ぜ合わせます。

レシピ監修

マクロビ料理師範
マダム・カーコ