秋のエネルギーの根菜と、乾物を使った炊き込みご飯です。
土用から秋にかけて陽性の食品をしっかりいただくことで、血液の質が良くなり、体が温まり、冬の間も病気知らずの強い体になります。

この料理は、
肺・大腸を
養うお料理です。
材料(2人分)
- 玄米 1.5合
- 蓮根 3cm
- 高野豆腐 1枚
- 切干大根 1/4カップ
- 人参 1/3カップ
- 白ねぎ 10cm
- ごぼう 1/2本
- 昆布 10cm
- 切干大根と昆布の戻し汁と水 合わせて2合
( 玄米の1.3倍 ) - 塩 適宜
- 醤油 適宜
- 塩 ほんの数粒
作り方
1. 高野豆腐は水に浸して戻し、水気をしぼって7mmのさいの目切りにします。

2. 切干大根は水で戻し、水気をしぼって1cmの長さに切ります。
3. 昆布は水で戻し、7mmの角切りにします。

4. 蓮根、人参、ごぼうは5mmのさいの目切りにします。



5. 白ねぎは、5mm幅の小口切りにします。

6. 玄米をバットに広げ、両手で玄米を優しく触りながらその状態を確認し、黒くなったものや、傷がついた玄米があれば取り除きます。(毎日触って、玄米と仲良くなりましょう。季節や天候の変化による、ちょっとした玄米の水分量の変化に気付けるようになります。)
7. ボウルに6の玄米を入れ、たっぷりの水を注ぎます。(この水が一番大切!出会い水と呼び、玄米はとても乾燥していて、最初につけたこの水を一番よく吸います。浄水器の水やミネラルウォーターなど、美味しい水を使うなら、ここで使うと玄米が美味しく炊けます。)
8. 玄米が舞い上がるように、底からすくい上げるようにして、右回りに回しながら玄米を優しく洗います。何度も水を替え、濁りがなくなるまで洗います。(一回ずつ丁寧に洗い、ザルを使って完全に水を切ると洗う回数が減ります。)
9. きれいに洗った玄米は、ザルにあげて水を切ります。
10. 9を圧力鍋に入れ、玄米の上に、ごぼう、人参、蓮根、白ねぎ、昆布、切干大根、高野豆腐の順に重ねて、切干大根と昆布の戻し汁を合わせて加えます。

11. 10を弱火にかけ、ゆっくりと10分かけて沸とうさせます。
沸とうしたら塩を入れて圧力をかけ、弱火で30分炊きます。

12. 炊き上がったら圧力鍋を濡れ布巾の上におろし、もう一枚の濡れ布巾で鍋の周囲と蓋を拭きます。10分蒸らしたら蓋を開け、天地返しをします。味を見て、醤油を回しかけてできあがりです。

レシピ監修

マクロビ料理師範
マダム・カーコ